工事事例
Case
SL80 2連発
管理会社さんから電話が入り 昨日行って頂いた南港中のマンションですが、違う部屋で、また壊れたと電話が入りまして、今日行けますか?との事。 錠前は昨日の物と同じですか? 「はい!引戸タイプです」 分かりました! 今、神戸なのでPM3:00過ぎには行けると思います!という事で、今日の朝に問屋に錠前を取りに行ったばかりです。 PM3:15分ぐらいに現場で待ち合わせ、状況を確認すると、ドアは開けっぱなしで、やはり受けが壊れてます。 今回は入居者がお出かけで、部屋のキーが無いという事で、管理会社さんもキーが無いそうです。 錠前の段付け金具も片側が壊れており、ブランブランの状態です・・・ 治すには錠前を外さなくてはいけません。シリンダーがBHタイプでキーが無いため、シリンダーを無理やりもぎ取り何とか全部外せました。 段付け金具をビスを増やして付けなおし、錠前セット一式新品に交換し、受けも新品にして完了です。 昨日交換したマンションは、向かいのマンションで見えてます。 その後大丈夫かな?と思いながら現場を後にし、店に帰ってきた直後 電話が☎ すいません、昨日交換してもらった現場からカギが掛からないと電話がありまして・・・・ ゲッ!!マジですか( p′︵‵。) 昨日の段階では何の問題もなくスムーズに開け閉め出来、現場の施設職員さんにも確認してもらったのに・・ 直ぐ行きます!と、とんぼ返りで現場に。 確認すると、錠前の鎌が出たままで受けも動かない・・・ 原因が何となくつかめました。錠前の構造上ドアの枠に▲のトリガーがあり、それを押し込むと鎌が出るのですが、恐らくドアを通過する際に体が当たるのか荷物や鞄が当たるのか、何かを運び入れるために、両手で荷物を持った状態で引戸ドアが勝手に閉まってくるのを防ぐために、知らぬ間に▲のトリガーに触れてしまい鎌が出ていると思われます。 人が通過した後は、ドアは閉まる方向に引戸が勝手に動く構造なので、鎌が出たまま 「ガツン!」と受けに当たる。 それで、直ぐに受けが変形し動かなくなり、カギが掛けれなくなると思われます。 もしくは、人為的に誰かが、トリガーを触って鎌を出している・・・ 今回は、まだダメージが軽かったので、受けの中のネジを少し緩めると動くようになったので、カギはちゃんと閉まるようになりました。 ただ、色んな方が出入りする施設で、全員が使い方を把握するのも難しいので、この錠前自体の構造上の欠陥のように思います。今回は無償で行きましたが、次からは有償になることを伝え、店に戻ってからは注意点と操作方法の資料を作製し管理会社さんに送っておきました 根本的にはドアを開きドアに変えた方が手離れも良いですよ!と伝えておきました |