工事事例

カギを開けて欲しい！というご依頼

状況を確認すると
「上下2個同一キーの上側が全く回らない！」
「カギはミワで築40年、
ドアは交換して20年ぐらい経っている」との事

現着して確認すると、ミワのディスクシリンダーで、カムずれの状態で、カギが奥まで入っていません。ミワの古いタイプのカギではよく起きるトラブルです。

ピッキングにてシリンダーを回し、カギで確認すると開くようになりました。

お客様に、何故このような症状が出るかを説明し、このカギを使う限り再発の可能性があるので、出来ればシリンダー交換されたほうが安全ですと説明。

ただ、問題はこのタイプは、このままではシリンダー交換出来ないかも？

確か、錠ケースが特殊で、錠ケースのカムをやすりで削って何とか付けたような聞いただけだったような・・・

とりあえず、実験しますね！と一旦シリンダーを装着してみますが、カムにテールピースが
真直ぐに装着できません。

カムを削るか。。しかし削ると削り粉が内部に入り、動きが悪くなるかもしれない。。。錠も古いし。。。

新品のTESPの錠ケースと穴が見えるので、穴隠しの化粧座2枚、色は気にしないとの事でシルバー色のシリンダーとサムターン一式の交換で交換させて頂くことに。

有難うございます