工事事例
Case
認知症かも? このまま外に出すと熱中症に・・・
今日の15:00過ぎにピンポーン!と、お店のドアが開いたので、「いらっしゃいませ~~~」と嫁さんが対応。 80前後のおじいさん・・ 4-1-79 ・・4-1-79・・ 「えっ、どうされたんですか?」と、どうも合鍵やカギの紛失でご来店ではなさそうです。 私が、出て行って話してみると、どうも様子がオカシイ・・・ 何処に行きたいんですか? 「知り合いのとこや」 4-1-79がその住所ですか? 何しにいくんですか? 「わしもよう分からへんねん・・・」 えっ?お客さんが分からんもん、私も分かりませんよ・・・ 奥さんに電話しますか? 「番号分からへんは、家なんか電話掛けへんやろ・・・」 とりあえず、熱中症なったらあかんので、水でも飲みはったらどうですか? 店にあるウォーターサーバ―の水を紙コップに入れて差し出すと、勢いよく飲み干し「もう一杯くれるか?わるいな・・地獄に仏や・・」 ここまで何で来られたんですか? 「歩いてや」 今から何処に行くんですか? 「忘れてしもたから・・・」「わしはしっかりしてるで!昭和生まれやからな」 とりあえず、家帰ったらどうですか? 「せやな」 車で送ってあげますよ 「悪いな」 iPadで探そうと住所は何処ですか? ●●●の4-1-79 えっ?知り合いの住所じゃないんですか? 「家の住所や」 ??? 恐らく、自分の家が分からなくなり、それを言うのが恥ずかしかったのか、知り合いの住所やといいながら家の方向を聞きにきていたのか? 分かりました、裏に車ありますから、それで送りますね! 車で送る最中に、家の番号を書いた紙を必ず財布の中に入れといてくださいね。 「なんでや?」 万が一、その辺で倒れても電話番号や家の住所書いたものがあれば、警察や消防署の方が連絡してくれるので。 私の父親も少し前に難波まで酒を呑みに行って、そこで倒れて頭を打って気を失ったんですが、そのとき救急車の中で介抱しているので迎えに来て下さい!と、連絡をもらって、難波まで迎えにいったので、役立ちますよ! 「そうか、分かった!入れとくは」 「家はここバックで入って、その2軒目や・・」 いやいや、ここで降りて歩いて行って下さいね |