工事事例

お昼過ぎにお電話のお客様

戸建ての電気錠で、普段はリモコンで入るような使い方だと思うのですが,外構の左官工事に来ておられた方が、電気コードを水に水没させた際に家のブレーカーが落ちてドアが開かなくなってしまったとの事

築年数は2年ほどとの事で,この段階でほぼOUTですね_( :⁍ 」 )_

家のドアのカギの写真を送って頂くと,やはりピッキング不可能です・・・

「恐らく破錠開錠してカギ交換になるかもしれませんが、窓はありますか？」

2Fにありますよ！

はしごもってないので2Fは・・・

大丈夫です、ありますよ！との事

「それでは、もしかしたら2Fのベランダを 開けれるかもしれないので今から行きますね！」

現着し早速2Fまで・・・若いころは何てことないハシゴのぼりですが、54歳になると体重も増え、上に付く頃にはハシゴがバタバタ揺れ心臓バクバクです。

用意した工具を窓から入れるも角度が悪い・・・もう一種類のクレセントオープナーを挿入

角度は良いが、クレセントのロックもかかっている模様・・・

しかしこの工具は4ｍｍ穴で、先端の部品が5ｍｍ用なので付けれない。

最初のオープナーをワキに挟んで少し曲げてみる・・・おぉっ曲がった！いい感じ！スライドもスムーズに動く！これならいけそうです。

クレセントのロックを特殊先端工具で引っ掛けて解除

今度はクレセントを回しにかかるのですが、途中でぼよよ～～んと戻ってしまう

すいませ～～ん、少し窓を操作して頂きたいのですが？と
下にいた方に応援を要請

分かりました！とご主人が助っ人に

なるほど、こうやって開けるんですね！

私がクレセントをまわしたら、窓を少し開ける方に動かしてもらえますか？

分かりました。

そ～～っと、びよよ～～ん

だめだ、もう一回　びよよ＝＝ん

あっ、そうだ一度工具を抜いて先端の部材を輪っかの付いた物にチェンジ　￣ー+￣)ｷﾗｰﾝ

あっ、行けそうですね！

何度か失敗しましたが、何とか開錠成功です

カギを2ヵ所壊して交換となると、高額になりますので、窓から開けれて良かったです。

写真の家とクレセントは実物ではありません　イメージです